ようやく木々が色づき、遅い秋の訪れを思わせる今日この頃、皆様におかれましては、
ますますご健勝のことと拝察いたします。
来る 12月15日(日)に関西大学外国語教育学会秋季研究会2024を開催いたします。
今回のテーマは「Willingness to Communicate (WTC)」です。
長年にわたり学習者の情意面から外国語教育実践を分析してこられた八島先生のお話を基に、自発的にコミュニケーションを図る姿勢に関わる要因について、皆で考えてみませんか。
年末前の忙しい時期ではありますが、多くの皆様のご参加をお待ちしております。
【記】
■ 日時: 2024年 12 月 15日 (日) 14:00 – 16:00■ 会場: Zoom Meetings(オンライン)
■ 参加費: 無料(会員・関西大学学部生)、500 円(非会員)
■ 参加申込方法:Peatix ページ( https://gaikyo-fall2024.peatix.com )から申込
申込期間は 11月 1 日(金)午前10:00〜12月14日(土) 正午まで
■ 講演:Willingness to Communicate: 第2言語学習者の理解を目指して
講師:八島智子先生(関西大学名誉教授)
《概要》積極的にコミュニケーションを開始する心理傾向を示すWillingness to Communicate (WTC) は、学習動機づけや第二言語不安と並び、第二言語学習者心理の研究に広く用いられるようになりました。コミュニケーション中心の外国語教育実践が浸透する中で、WTCへの関心も急速な高まりを見せています。WTC研究は、意欲的な方法論の開発をその特徴とし、応用言語学における方法論の変遷を見る上でも興味深いものがあります。L2 WTCに関する研究の発展を概観し、量的・質的アプローチから混合研究法に至る多様な研究手法が、学習者理解に果たす役割について考えたいと思います。
202412秋季研究会.pdf