私は、関西大学大学院外国語教育学研究科にお世話になり、本日まで研究者としての素地を身につけることを目標に、研究活動に邁進してまいりました。
博士論文のために行った研究は、中学校英語教育における動機づけをテーマとしており、実際に中学校で教壇に立ちながら、4年半という年月をかけ、指導教員の竹内先生のご指導のもと博士論文を執筆してまいりました。本来ならば、もう少し長い期間を有すると予測しておりました博士号が、この様な期間で取得できましたのも、ひとえに指導教員の竹内先生の熱心なご指導の賜物だと考えております。
また、研究を進めていくうえで、研究科に所属の先生方、ゼミの仲間からも非常にたくさんのコメントやアドバイス、時には励ましの言葉を頂きました。紆余曲折することもありましたが、最後まで諦めずに研究を進めてこられたのは、この様な非常に恵まれた人間関係のおかげであったと実感しております。
今後は、独り立ちして研究者としての道を歩んでまいりますが、今後育ってくるであろう外教出身の後輩の皆様のためにも、よいモデルとなれますよう、研究活動により一層精進してまいりたいと思います。
最後になりましたが、関西大学大学院外国語教育学会の益々のご発展と皆様のご健勝を心よりお祈りして、感謝の言葉に代えさせていただきます。