「関西大学外国語教育学会秋季研究会2023」開催のお知らせ
立冬の候、皆様におかれましては、ますますご壮健のことと拝察します。
来る12月3日に「秋季研究会2023」を開催する運びとなりました。
今回のテーマは「多様な言語文化背景をもつ子どもたちへのことばの教育」です。
総務省公開の2023年1月1日時点の住民基本台帳に基づく人口動態調査によると、全都道府県において、外国人住民が増加傾向にあり、299万3839人と、外国人住民の集計を始めた2013年以降最多を更新したということです。
普段、意識されませんが、日本は既に「外国からの“移民”受け入れ国」です。そのようななか、「多様な言語文化背景を持つ子どもたちへのことばの教育」をどうするべきかは、今後の日本のあり方を占ううえで重要な課題だと言えます。
多くの皆様のご参加をお待ちしております。
…………………………【記】……………………………
■ 日時: 2023年12月 3日 (日) 14:00 – 16:00
■ 会場: Zoom Meetings(オンライン)
■ 参加費: 無料:会員・学部生(関西大学以外の在籍者も可)
500円(関西大学外国語教育学会 非会員)
■ 参加申込方法:
Peatixページ(https://gaikyoaki2023.peatix.com/ )から申込
※学部生は案内にそって学生証のデジタルコピーをお送りください。
(参加資格の確認のみに使用し、確認後適切に処理いたします。)
申込期限:12月2日(土)正午まで
■ 講演:多様な言語文化背景をもつ子どもたちへのことばの教育
講師:齋藤 ひろみ 先生(東京学芸大学教授)
《概要》現在、国内の小中高等学校(公立)の約3割で、日本語指導が必要な子どもたちが学んでいます。その子どもたちは日々のコミュニケーションのためだけではなく、教科学習のために日本語を学んでいます。家族との関係やアイデンティティのあり様とも関わり、日本語のみならず母語等の複数の言語を発達させながら成長しています。子どもたちの実際の状況や学校での日本語教育の実践事例をもとに、多様な言語的文化的背景をもつ子どもたちが日本語を学ぶ意味とことばの教育の役割を考えたいと思います。
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なお、お問い合わせの際は、添付資料下部の問い合わせ先に連絡願います。
秋季研究会.pdf